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アイデア・オブ・ユー 〜大人の恋が叶うまで〜 AMAZON ORIGINAL映画の感想

マイケル・ショウォルター監督、アン・ハサウェイ、ニコラス・ガリツィン出演のAMAZON ORIGINALの映画 アイデア・オブ・ユー 〜大人の恋が叶うまで〜

 

 

プライムで何か映画を観ようと思って漁っていたところ発見して先日鑑賞しました。公開は2024年なのに、(そしてアンハサウェイ主演作品なのに)見覚えないな と思っていましたが、AMAZON制作の作品でした。

 

ストーリーや設定は至ってシンプルで、ポップスターのヘイズ(ニコラス・ガリツィン)と一般人のソレーヌ(アン・ハサウェイ)が偶然の出会いから恋に落ち、様々な逆境に立ち向かいながらも結ばれていくラブストーリーで、

ストーリーの盛り上げ役なる逆境も、世間からのバッシング・ポップスター側の過去の女性遍歴(ちょっと前はどこどこのモデルと・・・)年齢差・離婚した元夫 など出てくるのですが、ありきたり感は拭えないラインナップではありました。

世間からのバッシングがSNSを中心に2人の元へ送りつけられる様は時代を感じましたが、2人の関係を面白おかしく煽り立てる記事や見出しの書き方をするのは日米関係なく一般市民の好物なんだな、、と、なんとも嫌な気持ちになってきます。

日本だと家に石を投げ込まれそうなものですが、あまりそういう文化(?)は無いんですかね。

 

また、アン・ハサウェイ好きとしては、ソレーヌは40歳バツイチの女性としていわゆる中年のオバサンという設定で、作中若い女性にそういった扱いを受けたり、SNSでの誹謗中傷の的となりますが、何せ演じてるのがアン・ハサウェイなのでむしろ年齢を感じさせない美しさに意識が向いてしまい設定が入ってこないネガ要素はありました。きっとそういう違和感を感じてしまった人が他にも居るはず。。

 

 

そんなシンプルなストーリーと(個人的には)違和感を多少なりとも感じてしまうキャスティングだったりしましたが、作品のテーマにもなる“大人の“恋については、特に序盤で友人の話したセリフがストーリー全体を表していました

“30歳になるまで人って未熟よね

 その後の10年間で やっと自分らしさを築き始める“

 

ヘイズと出会ってからのソレーヌの葛藤も、シンプルなストーリーながらグッと来たラストの締め方も、この言葉で表現されており、30代前半の自分にとっても深く頷けるセリフでした。

きっと、30代、40代(とそれ以上の)方は、作品を観ながら様々な場面で共感しながら楽しめると思います。

 

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余談ですが、離婚はしているものの子育てに協力(悪く言うと介入)しているような設定がアメリカの映画だと良くありますね。日本で最近話題の共同親権に近しいものだと感じていますが、今作のように良い面(子どもが避難する場所として確保されたり)、悪い面(意見の相違から外力が働いたり)あるはずで、それぞれの家庭に合う適切な形が取れる柔軟性が残されて欲しいなと改めて感じました。

文化の違いはあれど、同様の仕組みをとる国もあるはずなので(アメリカの例が仕組みとしてそうなっているのか、文化から自然とそうなっているのか分かりませんが)、先例に学びながら導入していけるといいな、と。