ログハウス暮らし

BESSの家が出来るまで、出来てからの暮らしの記録

映画 デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 感想

浅野いにおさん原作のデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 通称デデデデ

 

元々、アジカンの楽曲ソラニンの作詞を浅野いにおさんがされていた(というか、ソラニンの演奏をアジカンが担当した という方が正しい?)ところからソラニンの漫画に入り、おやすみプンプン、素晴らしい世界など浅野いにおワールドにどっぷり浸かってきましたが、今回デデデデが初のアニメ映画化ということでずっと楽しみにしていました。

 

 

前章

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まずは3/22に公開された前章。

作品自体が楽しみ!という感情とは別で、あのちゃんの独特な声や喋り方、おんたんにハマるのか??鑑賞中最後まで違和感拭えなかったらどうしよう?? と、鑑賞前に感じていたのですが、結果としては、声のトーンや口調もドンピシャで、前章が終わる頃にはあのちゃんじゃないと成り立ってないなと思えるくらいにハマり役でした。

 

ストーリーとしては、前章は比較的原作に沿った展開だったのかなと思います。

おんたんや門出たちの日常と当たり前のように東京の空に浮かんでいる侵略者の宇宙船。連載開始が2014年なので東北の震災当時あった風評被害などの社会問題を取り上げるシーンが多数有りますが、改めて今観てみると日常の鬱々とした雰囲気がコロナ禍の先行きの見通せない不安感の漂う日々が思い出され、漫画で読んでいた時よりさらに感情移入しながら観ていました。

 

前章ではそんな日常のパートと、本来訪れるはずだったバットエンドの世界線の話が描かれます。2本立ての映画としてまとめる以上、漫画よりもハイペースで進んでいくことは想定していましたが、意外とこのペースに違和感や端折られた感は感じることなく、原作の雰囲気を大画面で楽しむことができました。

 

後章

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後章は、前章の素晴らしさで期待が高まっていたこともあり、5/24の公開初日に行ってきました。

ただ、完全に自分のスタンスが悪かったのですが、原作と異なるストーリーになっていることを知らずに観てしまい、原作のラストへの展開を探しながら観ていたので(しかも原作を読んでから期間が空いてしまったので流れが違うことに気付くのも遅れ)純粋に作品を楽しむことが出来なかった、、という後悔が残る鑑賞でした。

 

これから観に行かれる方は原作を読んで、違いを楽しみながら観るか、全く読まずにまずは映画単体で楽しむのか、どちらかに降ることをオススメします。

 

 

後章は(前章から引き続きではありますが、より色濃く)ともだち の物語。

鑑賞しながらまだまだ小さい自分の子どもを思い出し、僕は君の絶対なのです と言える、言ってくれる友達に出会える未来がきて欲しいなと強く想いました。また、自分にとっての絶対的な友達の顔も思い出され、しばらくぶりに会いたいな、と、鑑賞後には暖かい気持ちになれる作品だったと思います。

 

ただ、前章同様に後章でもコロナ禍の日常を思い出すようなシーンが多々有り、東京の街がデストラクションしても、コロナ禍からぬるりと日常が取り戻されているように、ふと気付いたら日常が戻ってるんだろうな、という虚しさも同時に感じます。

 

 

特に後章のストーリーについては賛否両論あるようですが、前・後章通して映像も素晴らしく、ただでさえ濃い原作を魅力を残しながら2本の映画に落とし込んだ傑作だと思います。

漫画からアニメ化・映画化への抵抗がある方でも、きっと楽しめる・むしろ再度漫画を楽しむきっかけに出来る作品だと思います。

 

今なら劇場を選べば2本ともスクリーンで観ることもできるかと思うので、お早めに!

 

 

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