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映画 ザ・ハッスル 感想 アン・ハサウェイの貴重なコメディ作品

クリス・アディスン監督、アン・ハサウェイレベル・ウィルソン、アレックス・シャープ、ディーン・ノリス出演の映画 ザ・ハッスル。

 

プラダを着た悪魔マイ・インターンなどのアン・ハサウェイピッチ・パーフェクトなどのレベル・ウィルソン主演のコメディ作品、あまりコメディのイメージの無いアン・ハサウェイですが、レベル・ウィルソンのパワーで完全にコメディに引き摺り込まれている感じです。

 

前回感想を書いたアイデア・オブ・ユーもアン・ハサウェイ主演の映画で、彼女の美しさがキャラクターに大きく影響している部分は同じですが、この2作ではまた違った印象を受けるので2作続けて観るのも楽しいかと思います。

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ザ・ハッスルの感想に戻ります。

ストーリーは、女詐欺師の2人、ジョセフィーヌアン・ハサウェイ)とペニー(レベル・ウィルソン)が偶然同じ電車に乗り合わせたことで出会い、ジョセフィーヌをある大物詐欺師と勘違いした結果 弟子を懇願するペニーと、それを断って自国に帰国させたいジョセフィーヌが、お互いの主張を賭け共有のターゲットから大金を騙し取る勝負をする話。

 

ストーリーとは裏腹にあくまでコメディ作品なので、主軸となる共通のターゲットを詐欺にかける勝負の最中も、2人の小競り合いが繰り広げられます。

気品高く、優雅な詐欺師の設定であるジョセフィーヌアン・ハサウェイ)も、どんどんとペニー(レベル・ウィルソン)のペースに乗せられていく様が面白く、作品自体が面白いのはもちろん、こんなおふさげしているアン・ハサウェイを観れるという意味でも貴重な作品では無いでしょうか。両手で中指を立てながら叫んでいるシーンなんかも、絶対観れないですよね。

 

また、コメディと言いながらストーリーの中にはきっちりと詐欺作品要素が入ってきますので、ただ笑って終わるだけでなくラストにかけてはスッキリを締めくくって終わる仕掛けが折り込まれています。作品の時間も93分と短いので、手軽に、笑い有り・オチ有りで楽しみたい時にオススメです。

 

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